築年数や間取りも要因に?売却をおすすめする中古マンションの見分け方

築年数や間取りも要因に?売却をおすすめする中古マンションの見分け方

所有しているマンションの売却を検討する場合、さまざまな理由が存在します。中でも築年数が長くなってきたので、早めに手放そうと考えるオーナーは多いと思いますが、築年数以外にも「早めに売却したほうが良い物件」というものは存在します。マンションは時間とともに老朽化していきます。最終的に売りに出すのであれば、何らかの事情によって買い手が付きにくい物件については、早めの売却判断が必要となるでしょう。

今回は、早めの売却をおすすめする中古マンションの特徴や見分け方をご紹介します。

売れる中古マンションの築年数

マンション売却において最大のネックである築年数は、どのくらいを目安にすれば良いのでしょうか。

建物の構造などにもよりますが、マンションの耐用年数はおおよそ30~50年ほどといわれています。平均的には50年弱くらいと考えて良いでしょう。

しかし、耐用年数ギリギリのマンションを好んで購入する人はあまりいません。いくら立地や外観が良くても、15年以上経過したマンションは多くの場合買い手が付きにくくなる傾向にあるため、あと数年で15年を迎えるマンションの場合は売却を検討しても良いでしょう。おおむね築10年前後であれば、買い手が付きやすいといえます。ただし、マンションそのものの維持管理や耐震補強がきちんとなされていることが前提となります。

間取りを変更しているマンション

購入したあと、間取りを好みに合わせて変更してしまっているマンションもまた、売却をおすすめする物件です。壁を壊して2部屋を1部屋にしていたり、ピアノを弾くために部屋に防音工事をしたりしているマンションは、住んでいる本人に合わせた間取りとなっているため、一般的なニーズからすると不自然な間取りになっている場合も多々あります。

最近のマンションは、自由に間取りを変更できることを売りにしているものも多くあります。しかし、あまり個性的な間取りにしてしまうと、それが原因でマンションが売却しづらくなってしまうことも考えられます。間取りを変えてしまっている場合は、なるべく築年数の浅いうちに売却を検討するのが良いでしょう。

立地の悪いマンション

マンションの立地も、売却を決断する材料になります。駅から遠かったり、人の集まらない路線沿いであったりする場合は、築年数が経過するにつれてどんどん売れにくくなっていくことが予想されます。

また大規模な開発が予定されやすい工業地帯も注意が必要です。一度開発が始まってしまうと騒音がひどくなったり、大規模施設が建造されたりして、居住するには適さない環境になる可能性があるためです。

戸数の多いマンション

戸数が多いマンションの場合は、同じマンションの住人が売りに出した場合に「価格の下げ合い」が起こる可能性があります。同じマンションなので、当然売りに出そうとするタイミングも近くなる可能性が高くなります。その場合、同じマンションであれば価格の安いほうが優先的に購入されることは明らかでしょう。世帯数が100を超えるようなマンションを売却するには、近隣のライバルよりも早めに売りに出さないと、希望の価格では売却できなくなる可能性があります。特に、低層階の場合は日当たりも悪く敬遠されることが予想されるため、早い時期から売却を検討することをおすすめします。

おわりに

所有しているマンションを売却する場合、欠点となるような要素がある場合は早めの決断をしないと買い手はなかなかつきません。中古マンションは新築よりも安く手に入るため人気がありますが、あまりに築年数が経ってしまっていたり、個性的すぎる間取りであったりすると、購入希望者へのアピールが弱くなってしまいます。他にも、地方都市にあるのに駐車場が完備されていない、管理費が高いなどの特徴がある場合は、売れ残ってしまう可能性があるので、定期的に近隣マンションの市場をチェックするのもおすすめです。売却時に後悔しないためにも、自身の物件状況を改めて見直してみてはいかがでしょうか。